シャンプーの原材料表示を良くみてみると、実にいろいろな成分が入っているのが分かります。一般的なシャンプーには科学的に合成されている様々な成分が入っており、泡立ちよく、さらに爽快になる成分や、髪をつややかに保つための成分などが入っているんです。これらすべてが悪いという訳ではありませんが、中には髪にとってあまり良くない成分が入っているというシャンプーも残念ながらあります。それらの成分のために髪や頭皮にはとても負担がかかり、負担がかかることで抜け毛が起こることもあります。そこで、髪や頭皮に負担がかからないような処方の自然派シャンプーを使うことで、髪や頭皮を守り、髪が生えやすい環境づくりをすることで育毛効果がある。というものを使ってみることをお勧めしたいと思います。皮膚である頭皮は、他の部分と同様に、経皮吸収によって身体の中にもさまざまな成分が取り込まれている可能性もありますよね。自然派シャンプーは身体にとって負担になるような成分が含まれていないものも多くなっていますので、身体にも負担をかけずにヘアケアをすることができますよ。

抜け毛というのは、正常な方でも一日で100本近く起こっています。その主な原因は、髪のヘアサイクルによって、成長を終え、古くなった髪が抜け落ちるというもので、つうじょうであればしっかりとした太く長い毛が抜け落ちます。ただ、もし抜け落ちる髪が細く短いものが多くなっていたとしたら、AGAを疑ってみることも必要になってきます。このAGAというのは男性型脱毛症と呼ばれているものですが、ヘアサイクルが乱れることによって起こるタイプの脱毛になります。通常、ヘアサイクルは髪が成長する成長期、髪の成長が終わる退行期、髪が抜け落ち活動が止まっている休止期という3つの期間を繰り返します。でも、AGAの場合には、髪が成長する成長期の途中で髪が成長を止めてしまい、成長が止まるために髪が細いまま抜け落ちてしまうんです。最初のうちはあまり気にならないかもしれませんが、次第に通常の成長を終えた髪と、成長できずに抜ける髪が同じ位になり、最終的には成長を終えた髪が減り、成長できない髪ばかりが抜けるようになります。成長を終えた髪が減るのは、すべての髪が成長できなくなるからで、この段階になるとすでに薄毛が進行してしまっています。AGAは治療によって予防・改善することもできますが、早めに処置が必要なので、細い毛がよく抜けると気が付いたら、早めに治療を考えるようにしましょう。

育毛剤か薄毛治療か、どちらを選ぶべきなのか悩む方もいるでしょう。どちらを選んでも間違いではないですし、かといってどちらが合うかは人によります。ただひとつ言えるのは、育毛剤を使うにしても医薬品の育毛剤を選択したほうが良いのではないかということです。育毛剤には医薬品に分類されるものだけではなく、医薬部外品に分類されるものがたくさんあります。医薬部外品とは医薬品と化粧品の中間に位置するもので、医薬品より効果が弱く、それでいて何らかの作用は及ぼすといった趣の商品が医薬部外品にカテゴライズされるのです。そしてこのような特徴から、医薬部外品はドラッグストアなどで誰でも買うことができます。一方で医薬品は医薬部外品のそれより効果が高く、薬剤師のいるドラッグストアであれば誰でも買うことが可能です。購入に関して多少面倒ではあるかもしれませんが、大衆薬であっても医薬品のそれを使ったほうが効果は感じやすいでしょう。一方で薄毛治療であれば、医師の処方箋がないと手に入れられないような専門的な医薬品を使うこともできるでしょうし、そうでなくても自分に合った治療を提案してもらうことができます。初めは育毛剤を使ってみて、それで効果が出ないようなら薄毛治療を考えるのも良いですし、初めから薄毛治療に臨むのも間違いではありません。